|
これは、グラール太陽系でひっそりこっそり活動するアンドロイド戦士の隣に住み、なにやらよからぬ事を企む、アフロヘアーの老人の物語である。
俺の名は、ヒースクリフ・アフロウウェン。
ここグラール太陽系のガーディアンズに所属している。 以前、大きな事故に遭い、奇跡的に助かった。 たまたま近くを通りかかった船に保護されて、ここガーディアンズコロニーに来た。 しかし、大きな問題がひとつある。 実は、事故以前の記憶が無い。 俺は何者で、どこで何をしていたのか? そんな折、ステキングというアンドロイドの青年に会った。 彼は俺の隣の部屋の住人だった。 記憶が無いのを良いことに、いろいろとたぶらかされた。 あの時の殺意は、今でも消えていない。 ある日、ある人物の紹介で、ミノ・モンタギューという博士に会う機会があった。 彼はアンドロイド研究のスペシャリストで、どうやらステキングは彼の作品らしい。 しかし、当初は玩具として設計されたものらしく、それを無理矢理アンドロイドに仕様変更したもんだから、あらゆる所に不具合が出ているそうだ。 この博士、なかなか話せる男で、俺と博士は意気投合し、即日酒の席を設けた。 その席で、博士から、ステキングの取り扱い説明書を見せてもらった。 性能その他はまあ、いいとして。 気になったのはその使用目的だ。 用途:赤岩ノリコの捜索 赤岩ノリコ… アカイワノリコ… ノリコ?! ![]() 事故で助けられたとき、俺が唯一身に着けていたロケットの中に、ノリコと記された女性の写真が入っていた。 肌身離さず持っている写真だ。 俺にとって大切な人であろうことはわかる。 それに、俺の記憶を取り戻すキッカケにもなるかもしれない。 娘…なのか? 博士に尋ねてみたのだが、詳しい事はわからないし、その人物の事もよく知らないとの事だった。 …知らない人物の捜索なんかさせるなよ。 ステキングは、赤岩ノリコの捜索を頑なに拒んでいたらしい。 捜索の為に作られながら、それを強く拒む… 博士…お前さん、実はあまり優秀じゃないだろう? なかなか命令に従わないステキングの愚痴を散々聞かされた俺は、それは博士の技術不足だと思ったが、ならばいっその事と思い、提案してみた。 「ステキングを俺に譲ってくれ」 と。 最初は渋っていた博士だが、赤岩ノリコの捜索は、俺の望むところでもあるという事を伝えると、快く765メセタで売ってくれた。 博士…そんなで良いのか? とにもかくにも、ステキングの所有権を手に入れた俺は、早速ノリコ捜索の任をまっとうさせるように、ステキングを調教する事にした。 だが、これが一筋縄ではいかない。 なぜここまで頑なに拒むのか、俺には理解できなかった。 それでも、徐々に彼という人格を理解し、彼も彼で俺のいう事を聞いてくれるようになってきていた。 よし、あともう少しだ。 ある日の事だった。 ステキングが大破した。 原因は不明。 幸い、環境汚染被害は最小限に止められた。 だが困った… ノリコ捜索の大事な道具が… 博士に事情を説明すると、ステキングの修理を快く引き受けてくれた。 数ヶ月して、ステキングが修理から戻ってきた。 しかも一切の記憶を無くして。 なんという好都合。 これでノリコ捜索の任務に簡単に就かせる事ができる。 美女好き乳好きな仕様を逆手に取って、なんとでもこちらの思うように操れる。 まずはメイド喫茶でもエサにして、ライアの所に向かわせるか。 ノリコ捜索の重要な手がかり、ネタノートを手に入れる為に。 つづく テーマ:ファンタシースターユニバース - ジャンル:オンラインゲーム |
|
|
|
| ホーム |
|


